木更津市中郷のローヴァーズドリームフィールド&中郷アリーナ(木更津市有吉)で7月26日から27日にかけて、1泊2日の体験型事業「親子で学ぶ防災キャンプ」が行われた。
主催は一般社団法人「かずさ青年会議所」。地域の子ども15人、保護者15人が参加した。
同事業は、災害はいつ起こるか分からないとの考えから、知識だけでなく体験を通じて防災を身につけてもらう狙いで企画。子どもたちが災害時に自ら考え、行動できる力を育むとともに、地域全体の防災力向上につなげたい考え。
協賛・協力会社から、段ボールベッドや仕切り、防災備蓄用の米や水、地元野菜、非常食アレンジの調理指導や機材などが提供された。備蓄米や水は、日常的に消費しながら備蓄する「ローリングストック」の考え方に基づき提供されたという。
1日目は、参加者が避難所運営体験として段ボールベッドや、プライバシーを守るための仕切りを製作。防災ドローン体験では、参加者が実際に操縦を体験し、災害時の活用方法を学んだ。備蓄米や水を使った非常食アレンジを調理し、実際に食べた。その後、防災士による防災講義も行った。
2日目は、防災カードゲームを通じて楽しみながら防災知識を学んだ。2日間の体験を振り返る時間も設け、参加者には認定証が贈られた。
かずさ青年会議所・春口有紀理事長は「今回のことをきっかけに、日頃から防災について話題にしたり、自分で調べたりして防災への意識が高まってほしい。参加した子どもたちが大人になった時、次の世代に防災を伝えていってほしい。今回の取り組みをモデルケースに、地域が主体となって継続してほしい」と話した。
参加者の一人は「普段あまり考えることのない防災について、具体的に考える貴重な体験。段ボールベッドの組み立て方や使用方法、防災ドローンがどのような場面で活躍するのかを知れた。起こりうる災害に対して自分たちがどう対処すれば良いか考えさせられた」と話していた。